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■ 平成14年建築基準法改正の概要 [別表]
容積率制限
指定容積率 |
用途地域 | 改正前 | 改正後 |
第1種低層住居専用地域 第2種低層住居専用地域 | 50,60,80,100,150,200% | 50,60,80,100,150,200% |
第1種中高層住居専用地域 第2種中高層住居専用地域 | 100,150,200,300% | 100,150,200,300,400,500% |
第1種住居地,第2種住居地域 準住居地域,近隣商業地域 準工業地域 | 200,300,400% | 100,150,200,300,400,500% |
工業地域,工業専用地域 | 200,300,400% | 100,150,200,300,400% |
商業地域 | 200,300,400,500, 600,700,800,900,1000% | 200,300,400,500, 600,700,800,900,1000, 1100,1200,1300% |
前面道路幅員による低減係数 |
用途地域 | 改正前 | 改正後 |
住居系用途地域 | 0.4 | 0.4 (0.6選択可) |
その他地域 | 0.6 (0.4選択可) | 0.6 (0.4,0.8選択可) |
建ぺい率制限
指定建ぺい率 |
用途地域 | 改正前 | 改正後 |
第1種低層住居専用地域 第2種低層住居専用地域 第1種中高層住居専用地域 第2種中高層住居専用地域 工業専用地域 | 30,40,50,60% | 30,40,50,60% |
第1種・第2種住居地域 準住居地域,準工業地域 | 60% | 50,60,80% |
近隣商業地域 | 80% | 60,80% |
商業地域 | 80% | 80% |
工業地域 | 60% | 50,60% |
建ぺい率の適用除外 |
用途地域 | 改正前 | 改正後 |
第1種・第2種住居地域 準住居地域,準工業地域 | 適用除外除条件なし | 都市計画で定める建ぺい率80%、かつ、防火地域内の耐火建築物は建ぺい率不適用 |
近隣商業地域,商業地域 | 防火地域内の耐火建築物は建ぺい率不適用 |
敷地規模制限
敷地規模制限 |
用途地域 | 改正前 | 改正後 |
第1種低層住居専用地域 第2種低層住居専用地域 | 指定できる (200u以下) | 指定できる (200u以下) |
その他の用途地域 | − | 指定できる (200u以下) |
斜線制限
道路斜線制限 |
用途地域 | 改正前 | 改正後 |
第1種低層住居専用地域 第2種低層住居専用地域 | 1.25 | 1.25 |
第1種中高層住居専用地域 第2種中高層住居専用地域 第1種・第2種住居地域 準住居地域 | 1.25 | 1.25 (1.5を選択可) |
その他の用途地域 | 1.5 | 1.5 |
隣地斜線制限 |
用途地域 | 改正前 | 改正後 |
第1種低層住居専用地域 第2種低層住居専用地域 | − | − |
第1種中高層住居専用地域 第2種中高層住居専用地域 第1種・第2種住居地域 準住居地域 | 1.25, 20m | 1.25, 20m (2,5, 31mを選択可) |
その他の用途地域 | 2,5, 31m | 2,5, 31m (適用除外を選択可) |
日影制限
日影制限の測面高さ |
用途地域 | 改正前 | 改正後 |
第1種低層住居専用地域 第2種低層住居専用地域 | 1.5m | 1.5m |
第1種中高層住居専用地域 第2種中高層住居専用地域 第1種・第2種住居地域 準住居地域,近隣商業地域, 準工業地域 | 4m | 4m, 6.5m |
- <資 料>
- Q&A 平成14年改正建築基準法等の解説
- 監修 国土交通省住宅局建築指導課・市街地建築課,都市・地域整備局都市計画課
- 編集 建築・都市法制研究会
- 出版 新日本法規出版株式会社
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- 補足:今回とりあげた「平成14年建築基準法の改正の概要」は、上記資料に記載した「Q&A 平成14年改正建築基準法等の解説」より抜粋し掲載しています。この本は改正箇所の解説だけではなく、パブリックコメントに対する意見募集からの抜粋と思われるQ&A、社会資本整備審議会の答申書なども掲載されており、とても勉強になる一冊です。
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